兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「復興は終わっていない」神戸市で聞き取り調査の長崎大・山口純哉准教授に聞く

約6400人が犠牲となった阪神大震災から17日で20年を迎える。長崎大経済学部の山口純哉准教授(43)は震災後、神戸商科大(神戸市)の大学院生 として、甚大な被害が出た神戸市長田区の企業の聞き取り調査とまちづくり懇談会に関わった。神戸の復興…

2015年1月17日。被災20年の感慨。(北野正一)

被災の集中した大都市・神戸の長田地区の人間と地域の復興のためには、衣食住に代わって、新「医、職、住」が必要だと定式化された。私(北野)と関わりのある職とは地域産業論の分野であり、経営学者や経済地理学者が扱ってきた。当地と2年半、関わった私は、…