兵庫県労働運動総合研究所からのご案内です。
『2008年労働・生活白書』出版のご案内と購読のお願い
昨年7月から準備をしてきました『2008年労働・生活白書』(112ページ)ができあがりました。
テーマは、「検証 格差・貧困・ライフスタイル」としました。これからの春闘時期はもとより、通年でご活用いただけるよう編集をしました。兵庫で独自につくりはじめて、今回で20回を数えます。
執筆は、23人の研究者と運動家の方々です。内容は、下記の通りです。お読みいただければ、そこにヒントがあり必ず意欲が湧いてくるものと確信しています。是非とも多くのみなさん方に届けたいと考えております。
この『白書』をご購読いただきますようお願い申し上げます。頒価は、次の通りです。なお、頒価は、この11年間据え置いております。
◆1〜9部→1200円
◆10〜200部→1100円
◆201部〜→1200円
−記−
もくじ
まえがき 藤田明史
第1章 情勢
1.政治資金「改革」と新保守政治「改革」 上脇博之
2.日本国憲法と日米安保体制の行方 上脇博之
3.アジア経済勢力地図の変化と地域統合の新展開 西澤信善
4.難問を抱える神戸港−「スーパー中枢港湾」との関連で− 柴田悦子
5.貧困と格差の問題を考えるー住宅の貧困についてー 角橋徹也
コラム大塚秀之『格差国家アメリカ』を読む 藤田明史
第2章 労働
1.労働運動発展の諸条件 藤田明史
2.「労働時間概念」をめぐって 松浦章
3.若者の雇用・貧困問題と「労働組合」 内藤進夫
4.新日鉄の職場は、いま 河野興仁
5.機関紙を通して垣間見る兵庫の労働運動 畦布哲志
資料 労働条件における男女間格差の国際比較 市原秀美
6.いまこそ兵庫労働総研の出番 藤田明史 出口俊一
コラム 的場昭弘『マルクスだったらこう考える』を読んで 佐藤真人
第3章 生活
1.地方振興は農林漁業から−ライフスタイルの変更を− 北野正一
2.ECO循環型社会に回帰する道を考える 後藤隆雄
3.広がる食品汚染、心配な日本の農業 柳澤尚
4.障害者の権利問題を考える 杉尾敏明
5.誰もが払える国民健康保険料に 大杖哲司
6.大震災13年と災害復興の課題 出口俊一
資料 「被災者生活そ再建支援法」の二度目の改正の論点を考える
−被災者に安心と希望を与え、被災地の早期復興の実現を− 出口俊一
コラム オランダで見た中高校生デモ−自分で考える教育こそ大切 角橋徹也
第4章 教育、9条、自治体
1.「子どもの権利条約」に込められた願い 井山和重
―DCI兵庫設立3年目を迎えて―
2.「全国一斉学力テスト」を考える 出口俊一
―調査結果を公表した不見識な神戸市教委―
3.ひとつの「9条の会」 市原秀美
4.「とうふ連九条の会」 畦布哲志
―身近な、生活の場で憲法を語るために―
5.兵庫県政は、いま 勝部志郎
―県民犠牲と大企業奉仕の「新行財政改革プラン」
6.神戸市政は、いま 高田富三
コラム 未来に生きる子ども達への期待 杉島寿美子
[年表]一年の出来事[2006年10月〜2007年11月] 奥田信也
【資料】『国民春闘白書』『労働・生活白書』タイトル一覧表
あとがき 出口俊一
【連絡先】 ■兵庫県労働運動総合研究所■ 650-0027神戸市中央区中町通3-1-16サンビル201号 電話:078-371-4593 ファクス:078-371-5985 Eメール:td02-hrq*kh.rim.or.jp(*は@に置きかえて下さい)