兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

2008-08-05から1日間の記事一覧

8・2第1回「災害復興連続セミナー&フィールドワーク」のご報告

8・2第1回「災害復興連続セミナー&フィールドワーク」のご報告です。 【第1回フィールドワーク】1.6月17日午後、増田紘氏といっしょに新長田北地区を歩いて、商店街の会長をされていました旗屋の渡部定雄氏(85歳)のお話しを聞くとともに、下見…

田結庄良昭(神戸大学名誉教授/地質学)氏の「神戸,都賀川集中豪雨禍の教訓−土石流危険渓流調査から−」をご紹介します。

神戸,都賀川集中豪雨禍の教訓−土石流危険渓流調査から− 田結庄良昭 2008年7月28日,神戸,都賀川で集中豪雨があり,5名もの尊い命が失われた.この河川を末延武司氏(2003)と土石流危険渓流調査を行っていた者としては,この事故は開発のつけ,人災と思わ…