8・2第1回「災害復興連続セミナー&フィールドワーク」のご報告です。
【第1回フィールドワーク】
1.6月17日午後、増田紘氏といっしょに新長田北地区を歩いて、商店街の会長をされていました旗屋の渡部定雄氏(85歳)のお話しを聞くとともに、下見をしてきました。渡部氏は、「商店街としては、ようなったことは一つもない」と復興区画整理事業について厳しく評価されていました。
2.当日は真夏の茹だるような暑さの中、13人の参加者が案内の増田紘氏、森本真氏の説明を聞きながら、予定のコースをおよそ1時間半歩きました。4時からは、千歳地区センターにて千歳地区連合自治会会長の堀内一末氏やまちづくりをサポートされた淺野弥三一氏(都市計画家)の説明を聞きました。「『被災者が元のまちに戻れるようにする』という当初の目標を叶えた数少ない地区ではないか」と、塩崎賢明氏(神戸大学大学院教授)は締め括った。
●日 時:8月2日(土) 午後2時集合→概要説明
午後2時40分〜5時30分〜8時頃
→フィールドワーク
新長田北・シューズプラザ〜水笠〜千歳公園(千歳地区センター)〜懇親会(JR新長田駅南・山八)
●集合場所:新長田勤労市民センター会議室3(ジョイプラザ)
●説 明:増田 紘氏(兵庫県自治体問題研究所事務局長)、森本 真氏(神戸市会議員)
淺野弥三一氏(都市計画家)、堀内一末氏(千歳地区連合自治会会長)ほか
●目 的
(1)「災害列島日本」での今後の災害への備えのため、復興まちづくりの成功例や失敗例などを、改めて検証し、発信する.
(2)また、阪神・淡路大震災の教訓を発信していく契機として、2007年1月刊行の『災害復興ガイド』の普及を図る.
ことなどを目的に本年度も「セミナー&フィールドワーク」を実施します。1回のみのご参加も可能です。