兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

阪神・淡路大震災被災地での「借上公営住宅」からの追い出しストップ署名のお願い

2011年11月27日
兵庫県震災復興研究センターの出口俊一です。

阪神・淡路大震災被災地での
「借上公営住宅」からの追い出しストップ署名のお願いです。

1.趣旨
 阪神・淡路大震災の復興公営住宅として、民間住宅やUR住宅が借り上げられ、多数の被災者が入居していますが、いま、神戸市は契約期間が終わるという理由で、転居を迫り、すでに住み替えが強行されています。被災者の声も聞かないままに、立退きを迫るのは、高齢の被災者の健康や安心を脅かす重大な問題です。
 孤独死が多発する中で、復興住宅でのコミュニティが大切ということは、阪神大震災で明らかになった重要な教訓です。震災から17年近くも経って、住まいの安心が行政の手によって脅かされる事態=“復興災害”は何としても避けなければなりません。
そのため、この度追い出しストップを求める署名活動を始めます。年の瀬を迎え、何かとお忙しい時期ではありますが、署名活動にご協力いただきますよう心よりお願い申し上げます。 
                
2.具体的なお願い
(1)署名用紙は、添付ファイルにあります。
   

 1)「借上公営住宅」居住継続要請署名(両面)(Word/docx)
   ⇒ご賛同いただける方は、この署名用紙をお使い下さい。
    全国各地から賛同の声を集めることを目的にしています。

 2)「借上公営住宅」居住者からのお願い(兵庫県)(Word/docx)
   ⇒兵庫県営住宅への入居者が対象です。

 3)「借上公営住宅」居住者からのお願い(神戸市)(Word/docx)
   ⇒神戸市営住宅への入居者が対象です。

(2)県営・市営住宅、何れも個別訪問を基本にしますが、署名用紙を各住宅に配布していただくことも大いに歓迎します。署名用紙の増し刷りが必要な場合は、事務局にご連絡下さい。
 また、住宅の配置図は、事務局にありますので、これもご連絡下さい。

(3)署名用紙の呼びかけ欄には、取り組んでいただきます団体名を書き込んで下さい。また、このメールの転送・転載は、大歓迎です。

(4)来年の1月14日(土)午後、たちばな職員センター研修室(3階)にて「借上公営住宅」問題の集会を 予定しています。従いまして、署名の第1次の集約は、1月14日とします。

(5)下記は、参考資料です。
【参考資料】
MBS放送・ネットワーク1.17(2011年11月21日)■
 http://www.mbs1179.com/117/
 楽屋話
 http://cgi.mbs.co.jp/cgi-bin/fixf/view.cgi?&ID=117&LINE=20
 音声
 http://www.mbs1179.com/117_p/

神戸新聞(2011年11月19日付)■
 借り上げ復興住宅 期限延長求め、所有者ら会合 
 http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0004627928.shtml

■「毎日新聞」(2011年11月12日付)■
 阪神大震災:復興住宅借り上げ、県に契約延長要望へ
 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20111112ddlk28040426000c.html

■「神戸新聞」(2011年11月11日付)■
 復興住宅、入居延長求め 市民団体署名活動へ
 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004610140.shtml

■「産経新聞」(2011年11月11日付)■
 借り上げ復興住宅、入居継続求める 兵庫
 http://sankei.jp.msn.com/region/news/111111/hyg11111102220001-n1.htm


【連絡先】
兵庫県震災復興研究センター
650-0027
神戸市中央区中町通3-1-16、サンビル201号
電 話:078-371-4593
ファクス:078-371-5985
Eメール:td02-hrq@kh.rim.or.jp