兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

5・17兵庫県震災復興研究センター講演会を終えて

 5月17日午後、神戸市立婦人会館にて「中越能登半島中越沖地震の復興の現状と今後の課題」をテーマに講演会を開き、東京、愛知、山口をはじめ各地から36人の参加がありました。

 「能登半島地震」では、村井雅清氏(被災地NGO恊働センター 代表)と西山直子さん(足湯隊/神戸大学経済学部生)、山崎寿一氏(神戸大学大学院工学研究科准教授)の3人の方が、「中越中越沖地震」では、福留邦洋氏(新潟大学災害復興科学センター准教授)が、具体的な調査や実践を踏まえた報告をしていただきました。
 中国四川大地震のことについては、村井雅清氏から概要を報告していただきました。また、二つの大きな自然災害への救援募金は、4万4087円集まり、CODE海外災害援助市民センターに寄託しました。募金には、引き続きご協力下さい。

【CODE海外災害援助市民センターのメッセージ】
中国四川省地震救援募金にご協力下さい。
 郵便振替:00930−0−330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「中国四川省地震支援」と明記してください。
  募金全体の15%を事務局運営・管理費に充てさせていただきます。

 

【参考資料1】
村井雅清氏パワーポイント資料。
 →こちら(PDF:11MB)

【参考資料2】
神戸新聞」(2008年5月18日付)記事。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001050836.shtml
Livedoor ニュース」(2008年05月21日付)記事。
http://news.livedoor.com/article/detail/3648400/