兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

「新長田正常化6項目要求/2013年5月24日」の行動リポート

2013年5月24日
兵庫県震災復興研究センターの出口俊一です。

「新長田駅南地区再開発ビル(アスタくにづか)管理に関する正常化の6項目要求書」提出の行動リポート(アスタくにづか2番館南棟の阿多澄夫氏)のご紹介です。

添付ファイルの分が、本日提出されたものです。

新長田再開発事業の地元の区分所有者を中心に、阪神・淡路大震災後、神戸市に提出された

はじめての「要求書」です。

ダウンロード:新長田正常化6項目要求/2013年5月24日.doc

----- Original Message -----
To: "考える会ml"
Sent: Friday, May 24, 2013 5:02 PM
Subject: [sng28kangaroo:0142] 新長田正常化6項目要求/2013年5月24日 (3)

皆様
 
阿多澄夫です。

本日午前から午後にかけて、「6項目要求書」を神戸市と新長田まちづくり(株)に提出しました。
中島秀男氏が今日、明日と忙しいため、代わってリポートします。

朝8時半、神戸市役所1号館1階ロビーで集合。
参加者:中島、阿多、阿多(ツヤ子)、谷本、岩切、菅沼の6名でした。
朝日放送西村美智子さんをはじめ、讀賣、関西、毎日、サンテレビの5社と新聞社も入って、当方は、予定よりも参加者が少なかったですが、マスコミの方が多いぐらいでした。

2号館に入る前のところからカメラがまわりはじめ、5階の神戸市都市計画総局市街地整備課の事務所のなかまでカメラが入りました。

対応は、古白川係長と担当の岡野氏で、中島さんより指示があり、「要求書」を読み上げ、 手渡しました。内容を確認し、28日(火)には何らかの回答をしてくることになりました。

続いて、10時より記者クラブにて記者会見。
「要求書」の趣旨説明の後、質疑・応答があり約50分間かかりました。

記者のみなさん方は、「管理者」「管理会社」「第3者管理者方式」「保留床」「議決権」「地権者」「区分所有者」等の言葉が十分に理解できにくい様子で、また、再開発事業の新長田まちづくり(株)と区分所有者、神戸市との関係も理解しにくい 模様でした。50分で理解するのは難しかったのかもしれません。

その後、神戸地裁
1時15分より、1番館北棟、2番館北棟の管理者解任請求の裁判の傍聴へ・・・・・

参加者:中島、阿多、井坂
新長田まちづくり(株)はいつものように裁判担当の藤本氏ともう一名が森下弁護士(女性)とともに入廷。

原告側の弁護士は、小泉弁護士です。
本日は、訴状、答弁のみで、次回は7月12日(金)午後1時15分です。

午後2時半頃 新長田まちづくり(株)へ「要求書」提出へ・・・
参加者:中島、阿多、井坂、岩切の4名。
同社の堀内氏に手渡し、受領印をもらう。

ニュースとして報道されるかどうかはわかりませんが、ここまで多くの報道カメラが入ったことは珍しいそうです。

以上、ご報告まで。