兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

阪神・淡路大震災(大震災)20年検証/第1回研究会のご案内(12月15日)

阪神・淡路大震災(大震災)20年検証/第1回研究会のご案内です。

大震災20年検証作業に着手します。
第1回研究会(公開)を下記の通り開きますので、ご案内致します。
ご参加いただけます場合は、12月14日(土)までにお申し込み下さい。

案内の転送・転載、よろしくお願い致します。

           −記−

 ◎日 時:2013年12月15日(日)午後2時〜5時
 ◎会 場:新長田勤労市民センター講習室1(ジョイプラザ3階)※JR新長田駅前
 ◎テ ー マ:神戸の地場産業−ケミカルシューズ産業、灘の酒造業の20年
 ◎報告者:北野 正一氏(兵庫県立大学名誉教授、震災研究センター常任理事)
 ◎参加費:1000円

下記は、ご参考まで。

この間の常任理事会(役員会)で出された意見・提案を列挙しておきます。

1.今後、できるところから取り組んでいくこととします。
 考えられるテーマとフィールドワークは、下記の通りです。順不同。

  ?ケミカルシューズ、灘の酒(担当:北野正一)
  ?神戸港の見学(担当:柳澤 尚)
  ?神戸空港の見学(担当:高田富三)
  ?復興再開発/西宮北口(担当:西宮市の畑 文隆、清水裕文、樋口克利)
  ?復興再開発/新長田駅南(担当:増田 紘、出口俊一)
  ?「借上公営住宅」の西宮での課題の追求(担当:柳澤 尚、出口俊一)
  ?震災アスベスト
  ?震災障がい者
  ?復興再開発/六甲道

  ○区画整理地区−これまで歩いたところに再度、訪れてはどうか.
  ○生活復興、生活再建に重点を置いた検証を.
  ○まちづくり政策にメスを入れる.
  ○まちづくり政策について、震災研究センターとして対案をまとめてはどうか.
  ○まちづくりについて他の地域の先進例に学ぶ.例えば、滋賀の彦根、長浜、岡山の高梁、
   東京の巣鴨など.
  ○人間復興の追求、復興災害の検証を.
  ○福島の原発問題.


2.検証作業のまとめを出版します。


【連絡先】
兵庫県震災復興研究センター
653-0041
神戸市長田区久保町7丁目4番10号
http://goo.gl/maps/J5UFe
電話:078(691)4593
FAX:078(691)5985
Eメール:td02-hrq@kh.rim.or.jp
ホームページ:http://www.shinsaiken.jp/