兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

阪神・淡路大震災15年にあたって

阪神・淡路大震災15年にあたって
−15年の活動と『大震災15年と復興システムの転換』出版の意義−

 兵庫県震災復興研究センターの15年
 1995年1月17日の被災直後から、被災者・市民の視点で調査・研究し、政策提言を行ってきた兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)は、15年間にその研究成果を10冊以上の著書にまとめるとともに、様々なメディアを通して国内外に発信してきた。

 『大震災15年と復興システムの転換』出版の意義
 大震災15年の復興過程を検証し、残された未復興の課題解決をめざすとともに、改めて教訓を整理し、今後の災害復興の備えの提言をまとめるため、2009年6月から検討を重ねてきた。そして、以下の内容の著書を3月上旬に出版する予定である。また、3月21日(日)午後、神戸市内で出版記念シンポジウムを予定している。
 15年の復興検証作業は今後、災害復興制度を確立していくための理論的・政策的基礎を提供するものでもある。

なお全文は、こちら(PDF)から読むことができます。