1.第9回総会は定刻の午後1時に開会、議長に高山忠徳氏(兵庫県保険医協会)を選出し、議案の一括提案(出口俊一事務局/19分)と会計監査報告(津久井進監事/3分)の後、積極的な質疑・討論(6人、のべ9回/38分)が行われました。
研究テーマ(震災障害者問題)、“復興語り部”の会の企画の工夫、次世代を育てる課題の重要性、震災研究センターを広げていくための工夫点−神戸製鋼に賛助を求めたい。学生会員の組織化、兵庫県下全体に興味をもってもらうためのテーマ設定、例えば、災害と食料・食糧の問題−、震災研究センターの活動継続を希望、テーマ毎のカンパを訴えていくことなどについて、具体的な提案がなされました。全員の承認を得て、午後2時に閉会しました。
会員総数は、18団体・95人〔113団体・個人〕で、出席は、79団体・個人(委任状は、65団体・個人)でした。なお、『議案書』は、総会の討議を踏まえて、若干の修正をしました。
2.“9・19シンポジウム 「借上住宅」住み替え押し付けは、居住権の侵害”は、会場がいっぱい(30人)になり、参加者の活発な討議がなされ、住み替え押し付けの問題点が浮き彫りになりました。
「神戸新聞」(9月20日付・県域版)は、「迫る返還期限 不安訴え」とのタイトルをつけ県域版にて写真入りで報道し、また、「毎日」(9月22日付・社会面)は、「借り上げ 契約延長せず 神戸市3500世帯 転居求める」と報道しました。「朝日」(大阪本社)、NHK(大阪放送局)も取材。4か月かかってようやく、この問題が社会に知られ始めました。
なお、当日の報告・資料は後日、『震災研究センター』誌に掲載致します。
以 上
震災研究センター第9回総会議案書(Word)→ダウンロード
【参考資料1】
2006年6月、内閣府が「被災者支援に関する各種制度の概要」と題した国制度のハンドブック(PDFファイル)をWeb上で公開しました。複製可能です。
内閣府(トップページの中央)
http://www.bousai.go.jp/
PDFファイルへの直リンク(すぐダウンロードが始まります)
http://www.bousai.go.jp/fukkou/kakusyuseido.pdf
【連絡先】
兵庫県震災復興研究センター
650-0027
神戸市中央区中町通3-1-16、サンビル201号
電 話:078-371-4593
ファクス:078-371-5985
Eメール:td02-hrq@kh.rim.or.jp
ホームページ:http://www.shinsaiken.jp/