兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

「新長田駅南地区再開発」関係の情報です。

「新長田駅南地区再開発」関係の情報(7月6日付)をお送りします。
8日(日)午後、『少年H』の舞台となった大正筋商店街を歩いてきました。

国道2号線に近い靴屋さん(2番館)が新たに店じまいをされていました。ここ2〜3か月で店じまいが相次いでいます。買値の1割ちょっとで売れたとのことです。空き店舗が増える一方です。

新長田のまちの正常化と活性化は待ったなしです。このまちの救済策を早急に考えなければなりません。

一方、JR新長田駅前の大丸百貨店が来年1月末に撤退、少し東側の中央市場前(兵庫区)にイオンモール(5万6000?の売り場)が2015年9月に開業すると神戸市は去る4日、発表しました。

「神戸市は、何を考えているのか」と谷本雅彦氏(アスタくにづか3番館/紳士服のペット)の店先で疑問を投げかけると、谷本氏は「何も考えていませんよ。このまちのコンセプトを神戸市に聞いたことがあるが、『わからない』との答えだった。驚くことばかりです。神戸市と話しをすれば、腹が立って仕方がないですよ・・・」。

添付ファイルは、
“新長田駅南地区再開発を考える会”世話人の阿多澄夫氏(アスタくにづか1番館/クィーン)と谷本雅彦氏(アスタくにづか3番館/紳士服のペット)作成の情報です。

「新長田駅南地区再開発」情報(阿多澄夫、平成24年7月6日)は、神戸市都市計画総局の担当者からの話し合いの様子です(阿多澄夫)。(Word docx)

PDFファイルは、以下の2つです(谷本雅彦)。
 ・「アスタくにづか6番館北棟店舗部会訴訟判決について」、これは新長田まちづくり会社が全番館のメールボックスに投函した文書です。
 ・アスタくにづか6番館北棟は先行して単独で訴訟を行っており、原告を店舗部会(神戸市の床を含む)としていました。再び、神戸市の床を除いた原告団として訴訟する模様です。
 ・「神戸新聞」の記事も添付します。

再開発地区から外れたところにあるお好み焼き屋さんは、近くのお客さんたちで賑わっていました。

以上です。

 

【参考資料】
神戸新聞」(2012年7月8日付)
神戸・大丸新長田店閉店へ 地域の購買力低下響く 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0005197063.shtml

【連絡先】
兵庫県震災復興研究センター
650-0027
神戸市中央区中町通3-1-16、サンビル201号
電 話:078-371-4593
ファクス:078-371-5985
Eメール:td02-hrq@kh.rim.or.jp
ホームページ:http://www.shinsaiken.jp/