兵庫県震災復興研究センター

阪神・淡路大震災の直後の大混乱の中で、いち早く被災者の暮らしの復旧、被災地の復興を目標として、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所が共同で個人補償の実施を中心内容とした「震災復興のための提言」を1月 29日に国と被災自治体に提出しました。そして、この2つの研究機関を母体に1995年4月22日、兵庫県震災復興研究センター(震災研究センター)が設立されました。

災害復興連続セミナー&復興まちづくり検証/フィールドワーク〈報告〉

災害復興連続セミナー&復興まちづくり検証/フィールドワーク〈報告〉


 2007年7月からスタートしました「セミナー&フィールドワーク」は去る2008年2月23日、終了致しました。初めての試みでしたが、マスコミの方々を含め各界からご参加いただき、「1)『災害列島日本』での今後の災害への備えのため、復興まちづくりの成功例や失敗例などを、改めて検証し、発信する」という目的にはかなり近づけたようです。ただ、「2)『災害復興ガイド』の普及を図る」という目的に近づくことは叶いませんでした。
本年のとりくみを踏まえ、来年度も同様のとりくみをしようと、現在協議中です。企画が決まりましたら、ホームページなどを通してご案内を致します。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

以下、いずれもPDFファイルです。

全体報告

・レジュメ「神戸市の限界コミュニティと創造的復興」池田  清氏(下関市立大学経済学部教授)

・レジュメ「13年目の『新長田駅南地区震災復興第二種市街地再開発事業』の現実」増田 紘氏(兵庫県自治体問題研究所事務局長)

・レジュメ「13年目の『新長田駅南地区震災復興第二種市街地再開発事業』の現実(改訂版)」増田 紘氏(兵庫県自治体問題研究所事務局長)

・レジュメ「『復興指標』としてのコミュニティ」黒田達雄氏(一級建築士)